Stripe change review / 2026.08

申請者情報のStripe連携
変更前後3週間レポート

2026年8月5日に実施した、住所・メールアドレス・電話番号の連携変更を、4サイトの実装と決済データから検証しました。

変更前 7月15日〜8月4日(21日間) 変更後 8月5日〜8月25日(21日間) 基準時刻 日本時間(JST)

OVERALL VERDICT

まず、結論

Stripe API集計日:2026年9月1日

重要な監査結果

4サイトとも、
フォーム取得項目を連携済みです。

ESTAとUK ETAはメール・電話・住所を連携しています。K-ETA TravelとK-ETA Onlineはフォームで電話・住所を取得していないため、仕様どおりメールのみを連携しています。

ESTA達成
K-ETA Travel仕様どおり
K-ETA Online仕様どおり
UK ETA達成

PAYMENT PERFORMANCE

サイト別の決済比較

左が変更前、右が変更後

ESTA

全項目連携
決済成功率
77.57%→77.00%
−0.58 pt(横ばい)
フリクションレス率
38.46%→42.59%
+4.13 pt
決済成功率1,937件 → 1,667件
変更前77.6%
変更後77.0%

K-ETA Travel

フォーム仕様どおり
決済成功率
37.58%→39.87%
+2.29 pt
フリクションレス率
52.72%→57.76%
+5.04 pt
決済成功率313件 → 419件
変更前37.6%
変更後39.9%

K-ETA Online

フォーム仕様どおり
決済成功率
45.40%→51.32%
+5.92 pt
フリクションレス率
44.59%→44.86%
+0.27 pt(横ばい)
決済成功率148件 → 214件
変更前45.4%
変更後51.3%

UK ETA

全項目連携
決済成功率
82.15%→72.98%
−9.17 pt
フリクションレス率
36.70%→27.07%
−9.63 pt
決済成功率267件 → 181件
変更前82.2%
変更後73.0%

UK ETA / CARD BRAND

ブランド別の3Dセキュア比較

変更前 → 変更後

ブランドフリクションレスチャレンジ認証失敗
Visa28.36% → 21.00%38/134 → 21/10064.93% → 69.00%87/134 → 69/10011.84% → 20.47%18/152 → 26/127
Mastercard34.88% → 41.38%15/43 → 12/2962.79% → 55.17%27/43 → 16/2910.20% → 11.76%5/49 → 4/34
JCB77.55% → 37.50%38/49 → 9/2420.41% → 58.33%10/49 → 14/245.17% → 4.00%3/58 → 1/25
American Express17.50% → 26.92%7/40 → 7/2682.50% → 73.08%33/40 → 19/268.89% → 7.14%4/45 → 2/28
Diners Club0.00% → 0.00%0/1 → 0/2100.00% → 100.00%1/1 → 2/20.00% → 0.00%0/1 → 0/2

フリクションレス/チャレンジはブランド別の成功決済を分母、認証失敗はブランドを判定できたPaymentIntentを分母にしています。Diners Clubは件数が少ないため参考値です。

DATA COVERAGE

変更後の項目連携率

成功決済を分母にした取得率

サイトメール電話住所判定
ESTA98.6%98.4%98.6%8/6以降 100%
K-ETA Travel99.0%対象外対象外フォームで未取得
K-ETA Online99.5%対象外対象外フォームで未取得
UK ETA98.3%98.3%98.3%8/6以降 100%

INTERPRETATION

数字から読み取れること

ESTAは狙いと整合

フリクションレス率は+4.1pt。参考検定でもp=0.0118で、変更目的と整合する改善です。ただし決済成功率自体は横ばいでした。

K-ETAはフォーム仕様どおり

申請フォームで電話・住所を取得していないため、Stripeもメールのみです。送信漏れではなく、現行フォームの取得項目に沿った結果です。

UK ETAはVisaとJCBを追跡

Visaは認証失敗が11.8%→20.5%、JCBはフリクションレスが77.6%→37.5%でした。全件で3DS要求設定は同一なので、issuer側の変化を継続確認します。

NEXT ACTIONS

次に行うこと

  1. Visaの認証失敗を追跡日本発行Visaの認証失敗率を週別に監視し、Stripe側の変化かを確認します。
  2. JCBのチャレンジ化を追跡変更後もフリクションレス低下が継続するか、追加期間で確認します。
  3. 9月下旬に再集計返金・異議申立ては後から発生するため、変更後コホートが成熟してから評価します。
集計方法と注意点を表示

PaymentIntentの作成日をJSTで区切り、変更前後を各21日間で比較しています。成功率は succeeded / PaymentIntent、フリクションレス率は成功決済を分母にしています。

  • 同じ利用者の再試行が複数PaymentIntentとして数えられる場合があります。
  • 返金・異議申立ては後日発生するため、変更後の値は暫定です。
  • 個人情報の値、Stripe ID、秘密鍵はこのページに保存していません。